
院長の小道が大阪大学歯学部同窓会の臨床研修会で講演を行いました。日曜日にご参加いただきました先生方ありがとうございました!
〈院長コメント〉
大阪大学歯学部同窓会主催の第96回臨床研修会にて、「マイクロスコープを用いたエンド難症例への対応–非外科&外科的アプローチ–」というタイトルで講義、実習をさせていただきました。講師としては、私が研修医から10年ほどお世話になった大阪大学大学院歯学研究科 歯科保存学講座の林 美加子先生を筆頭に、木ノ本 喜史先生(大阪府吹田市)、河原 敬先生(大阪府高槻市)という大先輩が並んでおり、その中に呼んでいただけた喜びと同時に、大きなプレッシャーも感じながら当日を迎えました。
研修会のタイトルにもあるように、今回の目的は非外科的、外科的な根管治療に対してマイクロスコープを用いて行うことで、1人1台のマイクロスコープを準備して実習を行いました。午前中は非外科の根管治療についてで、木ノ本 喜史先生による講義と実習が行われました。講義では、根管治療についての考え方、治療の流れなどはもちろんですが、マイクロスコープの歴史や細かい設定などについても丁寧に解説して頂いただき、私も知らないことや普段意識していないことが多く、非常に充実した内容でした。実習では、マイクロスコープを用いた破折ファイル除去、根管形成、根管充填まで行ってもらいました。「こんなところまで見えるんですね!」といった言葉もいただき、マイクロスコープのすごさを改めて実感しました。
午後の外科的歯内療法では、講義を担当させていただいたので、基本的な外科処置の手技(切開・剥離・縫合)と歯根端切除術の話をした後、実習に移りました。実習では、オリジナルの根管模型と顎模型を使って歯根端切除術の切開・剥離・骨削除・肉芽除去・歯根端切除・逆根管形成、充填・縫合までを2本分やっていただきました。普段マイクロスコープをあまり使用しない先生にとっては、1日を通して見慣れない視野での実習だったため非常に負担が大きかったと思いますが、最後まで集中して取り組んでいただきました。
マイクロスコープが勤めている医院に無いことや、あったとしてもなかなか使えないこともあるかと思いますが、ぜひ積極的に根管治療の際に使用していただきたいと思います。最初はハードルが高く感じるかもしれませんが、慣れてくるとスムーズに治療の流れに組み込めると思います。どこで聞いたのかは忘れてしまいましたが、「見えているものしか治せない」と昔聞いたことがあり、根管治療におけるマイクロスコープの活用はまさにそのことを示していると感じております。
最後になりますが、日曜日に受講してくださった先生方、声をかけてくださった同窓会の皆様、林 美加子先生を始めとする講師の先生方、当日の手伝いをして頂いた歯科保存学講座の皆様にこの場を借りて御礼申し上げます。
















