
院長の小道がESE Paris 2025(@フランス, パリ)にて口演を行いました。
〈院長コメント〉
9/3〜6でお休みを頂き、フランスのパリで開催されたESE Paris 2025に参加し、口演を行ってきました。ESEとは、European Society of Endodontology(欧州歯内療法学会)の略称で、AAE(アメリカ歯内療法学会)と並んで歯内療法学の広範な分野に焦点を当てた世界的な影響力を持つ組織です。
今回私は9/5のOral presentations on freely chosen subjects(口頭発表)において、Endo-perio lesion(歯内―歯周病変)についての発表を行いました。タイトルは「Key points for accurate differential diagnosis of endo-perio lesions by microscopic pulpal inspection.(=マイクロスコープを用いた歯髄検査による歯内・歯周病変の正確な鑑別診断の要点)」です。歯内―歯周病変とは、根管由来の歯内病変と、歯周病由来の歯周病変が複合化した状態であり、深いポケットや大きな骨欠損につながることが多く、その結果としてHopeless toothと診断され、抜歯になることが少なくありません。私は研修医の頃から10年間大阪大学歯学部附属病院の保存科に所属していましたが、その名の通り、歯を「保存」することに特化した診療科です。私は、大学に所属していた頃からこのEndo-perio lesionの治療をすることが多く、これまでもいくつかの発表をしてきました。今回は、様々な御縁をいただいたことで、今回海外での発表をさせていただくこととなりました。
自分の英語が通じるのかどうか、質問をしてもらってもそれが理解できないかも知れない、などの不安でかなり緊張しながらの発表となりましたが、いざ始まるとあっという間に時間が過ぎ、無事に発表を終えることができました。質疑応答についても、同様になんとか乗り切ることができました。座長の先生や聞きに来てくださった方々、また、応援に駆けつけてくれた知り合いの先生に感謝を申し上げます。
今回の学会に参加して、様々な講演を聞き、色々な情報交換をしたことで、歯内療法学における最新の動向を知ることができました。現代ではインターネットやSNSの発展により、日本にいながら全世界の情報を手に入れることができますが、そこに発信されるまでにはある程度の時間差があることからやはり最新の情報を自分の足で仕入れることは大事であると感じました。
今回の学会で学んだことをしっかり復習しつつ、また明日からの診療に臨んでいきたいと思っております。写真の中に、メインホールの壇上で撮影した写真がありますが、いつかはここで招待講演をできるように引き続き精進いたします(この写真は学会の空き時間に記念撮影したものです)。最後になりますが、私が不在の間に医院を守って頂いた勤務医の先生及び医院のスタッフにこの場を借りて感謝申し上げます。
















