
院長の小道が「ドクターコミチのエンドドンティクス年間コース第4期(全5回)」の5日目を行いました!日曜日にご参加いただいた先生方ありがとうございました!
セミナーDay 5:1日の流れ
午前中:講義(難治性病変への対応、外科的歯内療法)
午後:マイクロスコープを用いた歯根端切除術の実習
〈院長コメント〉
私が講師を務めさせていただいている年間コースのセミナーの第4期5日目がありました。
午前中は、難治性病変への対応についての講義を行いました。根管治療で使用する器具や材料はこの10年で飛躍的な進歩を遂げていますが、それでも根管治療だけで治し切ることができない症例は存在します。特に、前回の講義でもお伝えさせていただいた非生理的な根管は難治性病変になることが多い傾向にあると感じます。私は日本歯内療法学会の専門医であるということもあり、特に他院からの紹介で来院される患者の大部分は穿孔やレッジ、トランスポーテーションなど何かしらの問題がある歯です。それらの歯への根管治療後の対応として外科的歯内療法があり、私の症例も提示しながら説明させていただきました。全ての症例で外科的歯内療法の適応になるわけではありませんが、根管治療でどうしても治りきらないときの最後の一手として手持ちに入れておくと心強いと思いますのでぜひ習得していただけますと幸いです。また、自分で外科的歯内療法を行うのが環境的・技術的に難しい場合でも、適切な紹介を行うことができれば、それは歯の保存につながると思いますので、明日からの診療で意識してみてください。
午後の実習では、1人1台のマイクロスコープを用いて、外科的歯内療法(歯根端切除術)の実習を行いました。オリジナルの顎模型に病変を作成し、それに合わせてこちらもオリジナルの根管模型を装着して歯肉の切開線の設定・歯肉切開・剥離・骨窩洞形成・肉芽除去・歯根端切除・逆根管形成・逆根管充填・縫合まで行ってもらいました。前歯を2本実習で行いましたが、みなさん集中して取り組んでいただきました。歯根端切除術だけに限らずですが、どんな処置も最初の1症例をやることのハードルが高く、なかなか踏み出せないこともあると思います。適切な診査・診断、症例選択、説明を行った上で治療に介入してみてください。
本日が年間セミナーの最終日であったため、実習の最後にはサーティフィケート(修了証書)の授与を行いました。受講生に一言ずつコメントを頂きましたが、「根管治療への苦手意識が少なくなった」、「情報量がとても多いセミナーで学びが多かった。」などの嬉しいコメントをいただきました。セミナーでお会いするのは今日で一旦最後になりますが、今後またどこかでお会いできるのを楽しみにしております。
本日は実習の時間を長めに取り、普段使い慣れないマイクロスコープを長時間使用していただきましたが、高い集中力で最後まで実習をしていただき、素晴らしい1日となりました。日曜日にご参加いただいた先生方、スタッフの皆様、1年間ありがとうございました!
















