


院長の小道が「GC友の会オンライン講演会Biomimetic Dentistry〜次世代の修復技術〜」で講演を行いました!診療後の遅くまでご参加いただいた先生方、スタッフの皆様ありがとうございました!
〈院長コメント〉
本日は「GC友の会オンライン講演会Biomimetic Dentistry〜次世代の修復技術〜」という講演会の中で講演をさせていただきました。2024年に4名の先生が、そして2025年に私の前に3人の先生が講演をされた後、「Ver2025 vol.8」として、「歯内療法を成功に導く新コンセプト〜エンド前処置とコア築造をつなぐ臨床的アプローチ〜:everX Flowを使用したエンド症例」というタイトルで話をさせていただきました。これまでの先生方の発表内容は、主に修復治療がメインだったのですが、私の発表では根管治療についてのテーマを頂いたので、内容などをしっかり練りながら発表に臨んでいきました。
今回は、根管治療の流れの中で「前処置」と「支台築造」という部分に重点をおきました。前処置というのは、根管治療が必要になった歯に対する根管を触る前の処置、つまりう蝕除去や隔壁作成などのことを指します。また、支台築造とは根管充填が終わった後の土台作りのことで、補綴に分類されることもある処置です。どちらも根管拡大や根管充填といった、いわゆる根管を直接触る部分ではありませんが、歯を長期的に機能させるためには重要な処置となります。
前処置では、「IES:Immediate Endodontic Sealing」についてお話させていただきました。これは、根管治療において髄腔内のう蝕を除去したタイミングで、露出している象牙質をコンポジットレジンでコーティングする考え方です。これにより、根管治療で使用する薬剤(洗浄液やシーラー等)により象牙質が汚染されることを防ぎ、根管充填後のコアレジンとの接着性向上につながります。聞き慣れなかったり、根管を触る前にコンポジットレジンを髄腔内に置くことに抵抗があったりするかもしれませんが、ルーティンにしてしまえば楽にできるようになるので臨床に取り入れてみてください。
支台築造は、普段の私の講演でも補綴処置ではなく歯内療法の流れとして組み込んでおります。その理由としては、根管治療で根管内の細菌数を減少させ、根管充填により根管内の起炎物質を埋葬し、支台築造によって歯冠側からの感染路を遮断する、という流れで全ては「清潔な根管内の状態の維持」に繋がっているためです。ここではeverX Flow(株式会社GC)を用いた普段の私の治療の流れを紹介させていただきました。根管治療と支台築造はどちらかが不十分である場合、病変の再発率が高くなることが報告されているので、当院ではここまで細かい部分にもこだわって根管治療を行っております。
診療終わりの遅くまで参加いただいた先生方、応援に駆けつけていただいた先生方、そしてこのような発表の機会をいただき、また普段から手厚いサポートを頂いている株式会社GCの皆様に、この場を借りて御礼申し上げます。
















