子どもでも歯周病になるの?歯周病予防のためにできることも | 西宮市の歯医者 西宮北口ライフ歯科・矯正歯科・小児歯科
  • ご予約・お問い合わせ:0798-65-4182(平日・祝日/9:30-19:00、土/18:30まで、日曜休診)
  • ご相談・お問い合わせ
  • 24時間受付:かんたんWEB予約
  • 24時間受付:かんたんLINE予約
西宮北口の歯医者|西宮北口ライフ歯科・矯正歯科・小児歯科

blog & column

子どもでも歯周病になるの?歯周病予防のためにできることも

こんにちは。兵庫県西宮市にある医療法人社団 西宮北口ライフ歯科・矯正歯科・小児歯科です。

歯周病を治した健康的な子どもの歯

歯周病といえば、大人がかかる病気というイメージを持っている方も多いかもしれません。しかし、子どもでも歯茎の腫れや出血といった症状が現れることがあります。

特に、日々の歯磨きが不十分だったり、生活習慣が乱れていたりすると、気づかないうちに歯茎に炎症が起きていることも珍しくありません。

今回は、歯周病の概要や子どもの歯周病の種類、自宅と歯科医院でできる予防法について解説します。お子様の歯茎の健康について気になる方は、ぜひ参考にしてください。

歯周病とは

歯周病になっている歯

歯周病は、歯を支えている歯槽骨(しそうこつ)という骨や歯ぐきが、細菌によって炎症を起こす病気です。進行度によって、歯ぐきだけに炎症が起きる歯肉炎と、歯を支える骨が溶けていく歯周炎に分けられます。

初期の歯肉炎では、歯ぐきが赤く腫れたり、歯磨きのときに出血したりするのが特徴です。この段階であれば、ブラッシングの改善やクリーニングで元の状態に戻せることもあります。

一方、歯周炎に進行すると、歯を支える骨が溶けていき、歯がぐらついたり抜けたりすることがあります。溶けた骨は元に戻りにくいため、歯科医院で治療を受けて進行を抑える必要があります。

子どもでも歯周病になるの?

子どもでも歯周病になるのかを考えている女性

結論から言うと、子どもでも歯周病になることがあります。ただし、子どもの歯周病はほとんどが歯肉炎で、歯周炎まで進むケースは少ないとされています。

また、生え変わりの時期やホルモンバランスの変化など、子ども特有の要因が関わるものもあります。ここでは、子どもに起こりやすい歯周病と、それぞれの特徴を紹介します。

不潔性歯肉炎

子どもに最も多くみられる歯周病は、不潔性歯肉炎(ふけつせいしにくえん)です。これは、歯磨きが不十分なことによって歯ぐきに炎症が起こるもので、乳歯の時期から永久歯が生えそろう時期まで幅広い年齢層で見られます。

不潔性歯肉炎の主な原因は、歯垢(プラーク)の蓄積です。プラークとは細菌のかたまりのことで、歯と歯ぐきの境目にたまると歯ぐきが赤く腫れ、出血しやすくなります。

特に、仕上げ磨きが不十分な場合や、歯磨きの時間が短い場合などに起こりやすいとされています。歯並びの乱れがある場合も、磨き残しが生じやすいため注意が必要です。

萌出性歯肉炎

萌出性歯肉炎は、永久歯が生え始めるタイミングにみられる一時的な歯ぐきの炎症です。新しい歯が生えてくるときに歯ぐきが盛り上がり、その部分にプラークがたまることで炎症が起こります。

永久歯が完全に生えると自然に治まることも多く、特別な治療を必要としない場合がほとんどです。ただし、ブラッシングが不十分だったり、生えかけの部位に汚れが残りやすかったりすると、症状が長引くこともあります。

思春期性歯肉炎

思春期性歯肉炎は、小学校高学年から中高生にかけて起こりやすい歯肉炎です。この時期はホルモンの分泌が活発になりやすく、歯ぐきが歯垢に対して敏感に反応するようになるため、少量の歯垢でも歯ぐきが腫れたり、出血しやすくなったりします。

特に、女性ホルモンの影響を受けやすく、男子に比べて女子に多く見られる傾向があります。毎日の歯磨きや定期的なクリーニングに加え、栄養バランスのとれた食事や生活習慣を整えることが予防につながります。

若年性歯周炎(侵襲性歯周炎)

若年性歯周炎は、侵襲性歯周炎とも呼ばれ、10代から20代の若い世代に起こる歯周病です。ほかの3つとは異なり、歯を支える骨が溶けていく歯周炎に分類されます。

主に前歯と第一大臼歯に症状が現れやすく、歯ぐきの腫れや歯のぐらつきなどが見られます。通常の歯周病がゆっくりと進行するのに対し、短期間で急速に進行していくのが特徴です。

歯垢の付着が少なくても進行することがあるため、歯ぐきの腫れやぐらつきに気づいたら、早めに歯科医院を受診しましょう。

歯周病を予防するために自宅でできること

歯周病を予防するために自宅でできる歯磨き

子どもの歯周病を予防するためには、正しいセルフケアや規則正しい生活を身につけることが大切です。次のような点に気をつけて歯周病を予防していきましょう。

正しい歯の磨き方を身につける

歯周病を防ぐためには、毎日のブラッシングが欠かせません。特に、お子さまは力の加減が難しく、歯磨きをしても磨き残しが多くなりやすいです。

歯ブラシはペンを持つように軽く握り、歯ぐきに対して45度の角度で当てて、小刻みに動かしましょう。力を入れすぎると歯ぐきを傷つける原因になるため、やさしく磨くことを心がけてください。

また、小さなお子さまが自分で磨いたあとは、保護者の方が仕上げ磨きをしましょう。永久歯が生えそろうまでは磨き残しが生じやすいため、特に奥歯や歯と歯ぐきの境目を丁寧に磨くことが大切です。

デンタルフロスや歯間ブラシを活用する

歯と歯の間に溜まった歯垢は、歯ブラシだけでは除去しきれないことがあります。特に、乳歯と永久歯が混在している時期は歯並びが不揃いになりやすく、歯間に汚れが残りやすい傾向にあります。

そのため、デンタルフロスや歯間ブラシを併用し、歯ブラシが届きにくい部分の汚れを取り除くことが大切です。お子さまには持ち手がついているタイプのフロスなど、扱いやすいものを選ぶとよいでしょう。

食事を見直す

子どもが好きな甘いお菓子やジュースには砂糖が多く含まれており、歯垢の元となる細菌の栄養源になります。だらだらと食べ続けることで歯垢が増えやすくなるため、間食は時間を決めてとるようにしましょう。

また、よく噛まずに飲み込む習慣があると、唾液が十分に出ないこともあります。唾液には口の中の汚れを洗い流す働きがあるため、噛みごたえのある食材を取り入れて、噛む回数を増やすことが大切です。

ビタミンやミネラルを含む野菜や果物をバランスよく取り入れ、栄養の偏りを防ぐことも歯ぐきの健康につながります。

生活習慣を見直す

睡眠が不足すると免疫機能が低下し、炎症が起こりやすくなります。成長期の子どもの場合、十分な睡眠をとることで抵抗力を保ちやすくなるでしょう。

スマートフォンやゲームで夜更かしが続くと、生活リズムが乱れやすくなります。決まった時間に起床・就寝し、規則正しい生活を送ることが、お口の健康につながります。

歯周病を予防するために歯科医院で行うこと

歯周病を予防するために歯科医院で行う定期検診

子どもの歯周病を防ぐには、自宅でのケアに加えて歯科医院での定期的なチェックも欠かせません。ここでは、歯科医院で受けられるケアをいくつかご紹介します。

定期的な歯科検診

歯科検診では、歯ぐきの腫れや出血の有無、歯垢の付着状態などを確認します。歯と歯ぐきの間の溝の深さを測って、炎症が広がっていないかを調べることもあります。

子どもは歯周病になりにくいとはいえ、磨き残しや歯並びの不揃いにより、歯周病の原因となる歯垢が溜まりやすい傾向にあります。また、子どもの歯周病は自覚症状が出にくいため、定期的に診てもらうことで早期発見につながります。

プロによる歯のクリーニング

歯科医院では、歯ブラシでは取りきれない歯垢や歯石を専用の器具で除去するクリーニングを受けられます。特に、お子さま自身ではケアしにくい奥歯の溝や歯と歯の間、歯と歯ぐきの境目などは、専門的なクリーニングで清掃することで、歯周病の原因菌がたまるのを防げます。

ブラッシング指導

お子さまの成長段階に合わせたブラッシング指導も、歯科医院で受けられる予防のひとつです。小さな子どもには保護者による仕上げ磨きが必要ですが、成長とともに自分で磨く力を身につけることも大切です。

歯科衛生士が、歯並びや磨き癖を考慮しながら、正しい磨き方や歯ブラシの選び方をアドバイスしてくれます。継続的に指導を受けることで、日々のセルフケアの質も保ちやすくなります。

患者様の声

子どもの歯周病治療を受けた患者の声

当院で治療を受けた患者様のお声をご紹介します。

当院で治療を受けた方の口コミ1

丁寧なヒアリングでした!歯周病についても丁寧に説明していただいた。先生も歯科衛生士さんも女性でした。

ありがとうございました!

当院で治療を受けた方の口コミ2

1年前ごろから自分と子供が通わせていただいています。治療や定期検診で通っていますが痛みや苦痛はなく、また歯ブラシがしっかりできているかも見ていただいています。

子供はまだ小さいのですがスタッフの方も優しく親子で入れる席もあるので子供も嫌がらずに歯ブラシしてくれています。これからも通わせていただきます。

まとめ

歯周病を治した健康的な子どもの歯

子どもの歯周病は、一見大人とは無縁のように思えますが、実際には乳歯や永久歯が生えそろう段階で発症することがあります。初期段階では自覚症状が少ないため、気づかないうちに進行していることもあります。

歯周病を防ぐためには、正しい歯磨きの習慣を身につけることが大切です。加えて、フロスや歯間ブラシで歯と歯の間の汚れを除去し、砂糖の多い食べ物や飲み物を控えるなど、食生活を見直すことも予防につながります。

自宅でのケアと歯科医院でのケアを組み合わせて、親子で一緒に歯ぐきの健康を守っていきましょう。

お子さまの歯周病にお悩みの方は、兵庫県西宮市にある医療法人社団 西宮北口ライフ歯科・矯正歯科・小児歯科にご相談ください。

当院では、小児矯正・成人矯正をはじめ、虫歯治療や歯周病治療、マタニティ歯科、ホワイトニングなどにも力を入れています。ホームページはこちらWEB予約LINE予約相談もお受けしておりますので、ぜひご覧ください。

小道俊吾

小道 俊吾 院長

■この記事の監修者

小道 俊吾 院長

経歴
  • 洛星中学校・洛星高等学校 卒業
  • 2012年 国立大学法人 大阪大学歯学部 卒業
  • 同年 大阪大学歯学部附属病院 臨床研修
  • 2017年 大阪大学大学院 歯学研究科 修了
  • 同年 大阪大学歯学部附属病院 保存科医員
  • 2019年 大阪大学大学院 特任研究員
  • 2020年 大阪大学大学院 招聘教員
  • 2022年 医療法人社団 西宮北口ライフ歯科・矯正歯科・小児歯科 院長
修了研修・学会等
  • 大阪大学 博士 (歯学)
  • 大阪大学 招聘教員 (臨床指導教官)
  • 日本歯内療法学会 (専門医・代議員)
  • 日本歯科保存学会 (認定医)
  • 日本歯周病学会
  • インビザライン認定医

▶︎ 医師紹介ページを見る