院長の小道が西日本歯内療法学会 第21回記念研修会（2023年度）の「西日本オールスターによるテーブルクリニック」で講演を行いました！
大先輩の先生から発表に関してお褒めの言葉をいただき非常に光栄でしたが、翌日のリレー講演で諸先輩方の症例を拝見し圧倒されたようです。諸先輩方に追い付き追い越すことができるよう、これからも精進してまいります！！！
〈院長コメント〉
先日の土日で「西日本歯内療法学会 第21回記念研究会（2023年度）」におけるテーブクリニックで講演させていただきました。「西日本オールスターによるテーブルクリニック・リレー講演」というタイトルで事前に宣伝をされていたのですが、「自分がオールスター！？」という重圧と「テーブルクリニックで自分のブースに人が集まらなかったらどうしよう（今回のテーブルクリニックでは、３名の演者が同時に講演を行い、それを２回繰り返すシステムだったので、その時間帯の参加者が自分以外の２人の先生の公演だけを聞いたらどうしようと心配でした。）」という不安のなか準備をしておりました。テーブルクリニックは土曜日だったのですが、当日は根管治療でも私が今回講演を行った「エンドペリオ（根っこの病気と歯周病が合わさった病態）」でも大先輩である福西一浩先生（大阪市開業、日本でただ1人、4つの臨床系学会の専門医・指導医を持つスーパーデンティストです！！！）が聞きに来てくださり、非常に緊張した状態で講演が始まりました。あれだけ緊張していたものの、始まってみるとあっという間で、なんとか無事に終えることができ安心しました。福西先生からの質問にも答えられ、また他の先生からも質問をいただき活発な議論ができたのではないかと思っております。自分の講演が終わってからは、他の先生のテーブルクリニックを聞きに行きました。セメント質剥離など、普段は見ることが少ない症例の話を聞くことができ、非常に充実した時間となりました。
日曜日は６名の先生によるリレー講演が行われ、諸先輩方の症例や考え方、治療技術に圧倒されました。私が何より感銘を受けたのは、予後２０年（治療を終えてから２０年間）の症例で、１年毎のレントゲンや写真の記録がきっちりと取られていることでした。これについては、単に治療の技術だけでなく患者さんとの信頼関係の構築や、通い続けてもらうためのモチベーションを持ってもらうやめの努力などが必要だと感じました。講演後に大阪大学保存科の先輩である木ノ本先生（吹田市開業）と話している時に言われた「今日僕たちが出した２０年予後の症例は、まさに今小道先生が治療している症例だよ！」という言葉が非常に印象的であったので、私も自分の医院で診させて頂いている患者さんに長く通い続けてもらえるよう頑張ろうと思いました。
最後に、講演に呼んでいただき、事務連絡や当日の運営をしていただいた関係者の皆様、ご参加いただいた先生方にこの場を借りて御礼申し上げます。
