• ご予約・お問い合わせ:0798-65-4182(平日・祝日/9:30-19:00、土/18:30まで、日曜休診)
  • ご相談・お問い合わせ
  • 24時間受付:かんたんWEB予約
  • 24時間受付:かんたんLINE予約
西宮北口ライフ歯科・矯正歯科・小児歯科

blog & column

セラミック歯の値段と種類とは?高額な理由や保険について解説

こんにちは。兵庫県西宮市にある医療法人社団 西宮北口ライフ歯科・矯正歯科・小児歯科です。

セラミックの費用を計算する人

歯の治療の選択肢の一つであるセラミックは、見た目が美しいことから多くの方に選ばれています。セラミックにも種類があり、どれを選ぶかによって費用などが変化します。

今回は、それぞれの種類や費用だけでなく、セラミックの寿命や長持ちさせるためのポイントなどをくわしく解説していきます。「自分にはどのセラミックが合っているの?」「どうして他の治療に比べて高額なの?」といった疑問も解決できるでしょう。

当院で治療をした患者様のお声も掲載していますので、参考にしてみてください。

セラミックの歯の種類と費用相場

セラミック歯の費用イメージ

セラミックを使用した際にかかる費用は、種類だけでなく治療範囲によっても変わります。例えば、小さな個所の修復に使う詰め物は4万円から8万円が相場です。歯全体を覆う被せ物の場合は、8万円から18万円が相場です。

幅が大きいのは、治療に使用する素材によって費用が異なるからです。セラミックには様々な種類があり値段が違いますが、安いから質が悪いというわけではありません。

噛み合わせの強さや治療する場所などによって、素材を選択する必要があります。自分にはどの素材が合うのかは、担当の歯科医師に相談してみると良いでしょう。

セラミックの種類と、それぞれの特徴について解説します。

オールセラミック

オールセラミックは、陶材に近い歯科用セラミックのみで作られています。強度はジルコニアの次に高く、天然歯の色味や透明感を再現できるため見た目が非常に美しいです。見た目の良さから、前歯の治療に使用されることが多いです。

ジルコニア

ジルコニアとは二酸化ジルコニウムのことで、人工ダイヤモンドとも呼ばれています。色味や透明感はオールセラミックの次に綺麗で、宝石の中で最も硬いとされるダイヤモンドのように丈夫で耐久性に優れています。そのため、力が強くかかる奥歯の治療に使用されることが多いです。

ハイブリッドセラミック

ハイブリッドセラミックとは、歯科用レジンとセラミックを組み合わせたものです。レジンが入っているため長期間使用すると劣化・摩耗しますが、セラミックの素材の中では一番安価です。治療の内容によっては保険が適用される場合もあります。

審美性は高くないため、奥歯などの目立たない部位に使われることが多いです。

メタルボンド

メタルボンドとは、内側が金属で外側にセラミックを焼き付けた被せ物です。丈夫で耐久性があり、外側はセラミックで美しいためどの歯にも使用されています。

将来的に歯茎が下がると、内側の金属が見えるようになる可能性があることがデメリットでしょう。内側が金属なので、他のセラミック素材と比較すると安価な傾向があります。

e-max(イーマックス)

e-maxとは、ガラスに似た成分で作られたセラミックです。オールセラミックよりも強度が高く、自然な透明感があり天然歯飲みために近い素材です。全ての歯の治療に使用可能で、費用はオールセラミックより安価です。

セラミックの歯が高額な理由

セラミックの歯が高額な理由を考えるイメージ

銀歯やブリッジに比べると、セラミックは高額な治療方法です。

しかし、高額な理由があります。セラミックは、先ほど解説したようにいくつかの種類がありますが、どれも安価な素材ではなく、素材を加工するためには時間や高い技術が必要です。

豊富な知識と高い技術によって作られたオーダーメイドの歯なので、高額なのです。詳しくは後述しますが、保険が適用されず自由診療になることも、費用が高額になる理由といえます。

セラミックにするメリット

セラミックにするメリットのイメージ

セラミックのメリットをくわしく解説していきます。

審美性が高い

セラミックと聞いて一番に浮かぶのは、綺麗な見た目ではないでしょうか。それほど、セラミックは審美性に優れています。

セラミックに使用する素材によっては、傷や着色汚れが付きにくく見た目の劣化も感じにくいです。見た目が美しいことや美しさを維持できることは、銀歯やレジンでは叶えられないのです。

金属アレルギーに対応できる

メタルボンド以外のセラミックは、金属を使用していません。金属アレルギーで銀歯などの治療方法を選べない方でも、セラミックなら心配なく安心して使用できるでしょう。

また、銀歯に使用しているアルミニウムは時間とともに劣化し、アルミニウムが溶け出す可能性があります。治療時はアレルギーがなくても、時間が経ってから金属アレルギーを発症する方もいます。

虫歯のリスクを軽減できる

銀歯は経年劣化しやすいです。特に、飲食物の温度で膨張・収縮を繰り返すことで、銀歯と歯に隙間ができる場合があります。隙間から汚れが入り込むと、虫歯が再発するかもしれません。

セラミックは変形しづらく隙間ができにくいため、虫歯になりにくいです。セラミックを選択することで、虫歯から歯を守ることができるでしょう。

口臭を予防できる

セラミックは表面が滑らかで汚れが付きにくいため、食べかすが残りにくいです。日常のブラッシングは必要ですが、口内を清潔に保ちやすいため口臭の原因になる細菌の繁殖を抑えられる場合もあります。

セラミックの歯は保険適用?

医療保険のイメージ

セラミックは、健康保険が適用されない自由診療です。ハイブリッドセラミックを使用する際は、保険が適用される場合もあります。気になる方は歯科医師に相談してみると良いでしょう。

自由診療の場合、歯科医院よってかかる費用が変わるので、比較検討してみてもいいかもしれません。

セラミックの歯に寿命はある?

セラミックの歯

一度入れたセラミックはどのくらい保つのか、寿命はあるのか気になる方が多いのではないでしょうか。オールセラミックやジルコニア、e-maxを選択した場合、見た目の劣化はほとんどしません。衝撃で割れたり、歯周病などにかかったりしなければ10年以上保つ可能性もあります。銀歯の寿命は5年程、ブリッジの寿命は7年程の場合が多いため、それらに比べるとセラミックの寿命は非常に長いと言えるでしょう。

セラミックの歯を長持ちさせるには

セラミックの歯を長持ちさせるポイントを説明

先ほど説明したように、セラミックにも寿命があります。「せっかく高いお金をかけてセラミックにしたからできるだけ長持ちさせたい」と思う方は多いでしょう。

ここでは、セラミックの歯を長持ちさせるコツや気を付けたいポイントなどについてくわしく解説していきます。

割れないように気を付ける

セラミックは、強い圧力や衝撃が加わると欠けたり割れたりすることがあります。日常の飲食などで加わる力が問題になることは少ないですが、寝ている間に歯を食いしばったり歯ぎしりをする習慣がある方は、ナイトガードなどを使用して圧力を軽減すると良いでしょう。

また、セラミックには補償がついている場合があります。いざというときのために、補償期間などを確認しておきましょう。

メンテナンスを受ける

周りの歯が虫歯や歯周病になると、セラミックで綺麗にした歯に影響を及ぼす場合があります。セラミック自体は表面が滑らかなので汚れなどが残りにくいですが、全く残らないわけではありません。

日頃からブラッシングに気を配り、定期的に歯科医院でメンテナンスを受けることが重要です。

患者様の声

口コミを確認する人

当院にて治療された方のお声をいくつか紹介します。ぜひ参考にしてみてください。

定期検診を受けている方の口コミ

定期検診でお世話になっております。院内は非常に明るい雰囲気で、加えて歯科医師・衛生士さんも丁寧に対応下さり、毎回リラックスして受診しております。また検診においても丁寧に隅々までチェックをいただき、以前と比べて歯の調子が非常に良くなっております。明るい院内の雰囲気、高い接客対応、そして確かな治療技術を有した、皆さんにも是非オススメしたい歯医者です!! 

お子様と一緒に受診している方の口コミ

定期検診でお世話になっています。以前通ってた所は託児がなく歯が痛くなってから通ったり足が遠のいていたのですが、こちらは託児もして頂けるので定期的に通う事が出来るようになりました。同じお部屋でみて頂ける部屋もあり、離れるのが不安な子も安心してお任せする事ができます。歯医者さんが苦手で治療が進まない子供にも優しく接して頂き、いつも感謝しています。

まとめ

セラミック歯にした女性

今回は、セラミックの種類と費用、メリット、寿命、長持ちさせる方法などについてくわしく解説しました。基本的には自由診療ですが、治療方法によっては保険が適用されることがあります。

セラミックにはさまざまな種類がありますが、金額や目的に合わせて自分自身に合った治療方法を選ぶことが大切です。オーダーメイドのセラミックの歯を長持ちさせるためにも、食いしばりなどに気を付けましょう。定期的に歯科医院でメンテナンスを行うことも重要です。

ご自身の理想の歯を手に入れるためにも、一度歯科医師に相談してみてはいかがでしょうか。

セラミックの歯を検討されている方は、兵庫県西宮市にある医療法人社団 西宮北口ライフ歯科・矯正歯科・小児歯科にご相談ください。

  小道俊吾